ネ言 negen

たいしたことは書きません

日本語文法学会第二日目

チュートリアルやりますた。


二時間の持ち時間のうち、100分ほどをオレの説明で消費。時間配分とか考えずにスライドを作ったわりには、ある程度時間ぴったり。残りの20分で質疑だったが、とどまることなく質問・コメントが出たので一安心。終了後にもいろいろ建設的なコメントがあった。


チュートリアルと言っても、どこにレベルを合わせるべきか、悩む部分が多くて、苦労と不安が大きかったが、まあ、結果オーライかな。これで日本語感動詞研究の裾野が広がってくれれば幸い。



んで、お昼は某委員会の会議。弁当を喰う。


午後はずっとD会場で発表を聞く。ザトラウスキー先生のは会話データがすごく面白かった。



来年の文法学会は早稲田大学



そしてオレは新幹線で帰宅中。車内から更新。

日本語文法学会第一日目

シンポジウムに出席。

言語習得は門外漢だが、超おもしろく聞けた。習得研究もやってみたくなる。


懇親会に出席。

さすが名古屋。きしめん手羽先と天むすが出た。金鯱(きんしゃち)という地酒がやたらうまい。名古屋大学地ビールもうまい。


懇親会を途中抜けして、某ヒミツの打ち合わせに参加。

手羽先うめぇ。こしょうがきいてて、超うめぇ。


……え、チュートリアルの準備は? …………あーあー聞こえなーい。

では、また明日。

日本語文法学会オフ会

さて、明日と明後日は日本語文法学会。

場所は、名古屋大学。……名古屋大学と言えば!! コレ↓


高杉さん家のおべんとう6 (フラッパーコミックス)

高杉さん家のおべんとう6 (フラッパーコミックス)


「おべんとう」は名古屋近辺が主たる舞台となっている。主人公がいる大学はN大学となっているが、どーみても名古屋大学です。香川センセがいるのはS女子大だが、距離から言うと椙山女学園大学か?

「おべんとう」の最新巻は、劇的にストーリーと人間関係が変化していってて非常に面白かった。空港での小坂サンの表情は特筆に値する。



というわけで、みなさん、現地で。

まんがばか

ひさびさに。最近(でもないが)買ったまんが。

むすんでひらいて (1)

むすんでひらいて (1)

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))

未来日記 (1) (角川コミックス・エース (KCA129-5))

謎の彼女X(1) (アフタヌーンKC)

謎の彼女X(1) (アフタヌーンKC)

高杉さん家のおべんとう 1

高杉さん家のおべんとう 1


「ハイスコア」。ここ最近では、ガチで面白かったまんがのひとつ。ジャンルはラブコメ……になるのか? ノスタルジーの上にノスタルジーを重ねて、さらにノスタルジーで塗りたくったような作品。「待ちガイル」とか「PCエンジン」とかにピクッと反応するアラフォーに特にオススメ。


「むすんで」。オムニバス的な恋愛まんが。複数の登場人物の恋愛模様を描いている作品。「ボーイズビー」から毒を抜いたような仕上がり。読後は「リア充氏ね」とつぶやきたくなる。絵柄はかなりオレ好み。舞先輩、最高っすよ。


未来日記」。全12巻完結。久しぶりに、買って損したと思ったまんが。ストーリーは「なんだこれ、イミフ」、キャラクターには魅力も面白さも何も無い。これはダメだ。ラストを読んで「はあ!?」とつぶやいてしまったよ。


「謎の彼女」。ヨダレまんが(謎。郷愁にひたれるような古臭い絵柄ではあるが、それなりに面白い。一応、ラブコメ。ヒロイン美琴はやはり謎な性格なのだが、ときどき萌える描写があってとてもよい。


「ナナマル」。クイズまんが。ウルトラクイズアタック25系のいわゆる競技としてのクイズをテーマにした作品。一時、クイズマニアだったことがあるので、出てくる専門用語やテクニックは「あー、あるある」と納得。よく調べてある。巻末にはクイズ問題もついていてお得。


「おべんとう」。おべんとうまんが。……なのだが、オレ的には大学公募まんが(笑。主人公は博士課程修了後、大学の専任教員を目指しているという設定なのだが、公募だとかコネだとか論文だとか学会発表だとか学生指導だとか、いろいろ出てきてスゴイ。ここまでリアルに大学教員公募の実態を描いた作品はかつてなかったのではないか。公募での模擬授業のシーンは必読。……あれ、おべんとうは?

中途リアル




……というわけで。日本語文法学会でチュートリアルをすることになりました。

 日本語文法学会 13回大会プログラム


チュートリアルっつーのは、若手研究者、院生向けに「このテーマで研究分析するならこーゆーところがポイントだよ」といった感じのをレクチャーするもの。ガチの研究発表ではなく、研究のエッセンスを分かりやすく解説するって感じかな。


先日、ようやくチュートリアル用の資料が完成したので、その内、学会サイトにアップされるはず。*1


感動詞・応答詞」というテーマと2時間の持ち時間を与えられただけで、中身の構成ややり方は自由。なんか面白そうなことできないかな、といろいろ考えたけど、結局、無難にパワポを使ってつらつら説明していくスタイルを取ることにした。*2

とりあえず面白いネタは上の画像だけにしとくw


日本語文法学会でチュートリアルのスタイルを採用するのは今年で二回目。どのようなやり方がチュートリアルにふさわしいのか、まだ手探り状態であるといえる。オレのやつが何かしらの参考になれば幸い(つっても普通にパワポを使った講義形式だが)。


学会は今月の27日と28日。名古屋大学。興味ある方は是非。

*1:ただし、閲覧できるのは会員のみ。

*2:もう一つのチュートリアルは、パソコンを使ったNINJALの実習のようだ。

opentype

どうやら、PowerPointにはopentypeフォントは埋め込めないらしい。


 Office プログラムでドキュメントに Adobe OpenType フォントを埋め込むことはできません。
 http://support.microsoft.com/kb/908475/ja


なんだ、このダメ仕様。

好みのフォントで美しいスライドを作ろうと思ってる人は要注意だ*1

*1:まあ、自分のパソコンでプレゼンする分には何の問題もないんだけどね。配布して各自で閲覧してもらうとなると、ちょっとやっかいだわ。

サイト更新

こっちじゃないほうのサイトに、こないだ(09/01)の談話会発表レジュメ、「自称詞「ぼく」と女性キャラクター ―いわゆる「ボクっ娘」の役割語的分析―」をアップ。

興味ある方はどうぞ。


……談話会の発表自体は、まあ、普通だったかなって感じ。質問・コメントをいくつかいただいたが、理論的な部分をさらに詰める必要があるなー、と思った。やっぱり客観的に見てもらえると、自分では見えてなかった(あえて見ようとしなかった、見たくなかった)点が明確になって、とてもよい。