ネ言 negen

たいしたことは書きません

いろいろ大変だ

一つ目。
 文系大学院の歩き方(これから大学院に入ろうと思っている皆さんへ) (ココヴォコ図書館)

文系大学院に入る人は、全ての希望をまずは捨て去らなければいけない。

これからの人も、まっただ中の人も、出てしまった人も読んでおきましょう。



二つ目。いろんな意味でかなり話題になってる。
 鏡の法則(ハンカチを用意して読め!) (豪一郎がゆく)

読んだ人の90%が涙するそうです。

泣けませんでした。どう見ても自己啓発セミナーです。本当にありがとうございました。*1
これだけで一つのエントリーにして事細かに談話分析でもしようかと思ったが、そんな価値もなさそうなので。ま、2、3ヵ所つっこんでおくだけにしとく。

現実に起きる出来事は、一つの『結果』です。『結果』には必ず『原因』があるのです。つまり、あなたの人生の現実は、あなたの心を映し出した鏡だと思ってもらうといいと思います。

どう見ても論理の飛躍です。本当にありが(ry

人生で起こるどんな問題も、実は、自分に何か大切なことを気づかせてくれるために起こるんです。つまり偶然起こるのではなくて、起こるべくして必然的に起こるんです。ということは、自分に解決できない問題は決して起こらないのです。

どう見ても論理の飛躍です。ほんと(ry

「つまり」や「ということは」で話の関連性があるように巧みに誘導しているが、よく読むとただの飛躍、こじつけである。「必然的に起こる/起こらない」ことと「解決できる/できない」ことは、実は全く関係がない。しかし、「ということは」という接続表現でつながれてしまうので、あまり考えずに読んで(聞いて)しまうと、「あ、関係あるんだ」と思いこんでしまう。まあ、よくある文章テクニックですな。

*1:詳細はググるか、はてブからどうぞ。