ネ言 negen

たいしたことは書きません

わりばし

弁当を買った。割り箸ももらった。さあ、喰うぞ。割り箸を割る。
皆さんも経験があると思うが、割り箸ってうまく割れないことがある。こんな感じに↓

あるある。かなり使いにくいし、喰いにくい。(ちなみに上記の画像はネットで拾ってきたもの)
内省チェックをするならば、?〜??ぐらいの許容度になるか。もちろん、まったく無問題でガシガシ喰えるという人もいるだろうから、許容度には個人差があると見るべきだが、平均してクエスチョン一個か二個の違和感はあるといえる。したがって、上記の割り箸は、
 (1) ??割り箸
と記すことができる。*1
しかし、この日もらった割り箸は違った。パキッと割ったら、
………………
…………
……



( ゜ Д゜)
使えねーよ。
何故そこから割れる。
もうこれは、割り箸としての機能を果たしていない。内省チェックをするならば間違いなく、
 (2) *割り箸
となるだろう。*2
いや、弁当を喰うという文脈において、この割り箸は機能しないだけであって、割り箸の意味自体は失われていないはず。ということは、正確には、
 (3) #割り箸
とするべきか?*3 をを? 意味論とか機能論とかの深い世界になりそうだ。
……つーかね。
弁当、喰えないんだけど。
意味論とか考える前に、腹を満たしたいわけです。

*1:本来、この“??”とかは「文法的に不自然だと思われる表現」に付される記号である。現代語の論文なんかにはたくさん出てくる。上記のような使い方は正しくなく、間違っているのだが、まあ、お遊びってことで、割り箸ネタだけに割り切って読んでおくれやす。

*2:“*”は文法的に許容できない表現に付ける記号。本来はね。

*3:“#”は文法的には許容できるが、特定の文脈で使えない表現に付ける記号。