絵の具の色

今の絵の具やクレヨン、クレパスには「はだいろ」という色が無いんだそうな。正確には、その色はあるけど、名称が「ペールオレンジ（薄橙）」になっている。文房具屋で見てみると、確かにそう書いてある。「はだいろ」の文字はどこにもない。

ご想像のとおり、「はだいろ」が一色に固定されていると、人種いろいろ、肌もいろいろな状況に合わないから、大手メーカーが名称を変更したらしい。時期は調べきれなかったが、1999年4月あたりからのようだ。

どうも、「ペールオレンジ」と言われてもピンと来ないなあ。
まあ、「ビリジアン」と言われてもピンと来ないんだけどね。

「オレンジ＝（日本人の）肌の色」と、言葉とイメージを結びつけるのはなかなか難しいと思う。けど、今の小学生は最初から「ペールオレンジ」だから関係ないか。うーん、インプリンティング。

ちなみに、きれいな肌色を作るときは、「ホワイト＋キャラクターフレッシュ」を1:1で混合したものに「クリアーイエロー」を極少量混ぜるとよい。

何を言ってるのか分からない人は華麗にスルーで（笑。