ネ言 negen

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京ぽん

 京セラ、「京ぽん」を商標出願していた (ITmediaモバイル)
京ぽん」の愛称は、記事にあるとおり、AIR-EDGEの1サービス(1機種?)として提供された「AIR-EDGE PHONE」が由来である。
 AIR-EDGEとは?
 AIR-EDGE PHONEとは?
そのAIR-EDGE PHONE最初の端末として発売されたのが、日本無線製のAH-J3001Vである。それまでは、AIR-EDGEといったらモバイル通信のためのこんな機種だけだった。AIR-EDGEサービスと音声端末(PHS)が合体したAH-J3001Vの発売はなかなか話題を呼んだのだ。
 「AirH" PHONE」発売。1万円を切る (ITmediaモバイル(2003/4/1))
で、この機種が「あじぽん」*1と呼ばれていたのだが、ネット上で広まったと書かれているが、要は某匿名巨大掲示板(笑)の携帯板の某スレ*2が発祥なのだ。音声端末にAIR-EDGEの機能が!ってんでいろいろと盛り上がったが、実際はAH-J3001Vのデキが……だったので、言われたい放題だった記憶がある。
AH-J3001Vから一年後、新機種として京セラがAH-K3001Vを発売する。これはAIR-EDGE PHONE第二弾としてだけではなく、ブラウザ「Opera」を搭載した初の携帯・PHSとして話題を呼んだ。そりゃもう、スレは狂喜乱舞でした。
 DDIポケット、Opera搭載「AH-K3001V」を発表 (ITmediaモバイル(2004/4/22))
DDIポケット」自体が既に懐かしいが、それは置いといて。それまではAIR-EDGE PHONE対応端末が一つだけだったので、「あじぽん」はそのままAH-J3001Vを指す愛称だった。しかし、京セラ製AH-K3001Vが出たため、「あじぽん」は元のAIR-EDGE PHONEの愛称と位置付けられて、「京セラのあじぽん」→「京ぽん」となるのである。
ちなみに、「京セラのあじぽん」なので、読み方は「きょうぽん」となる。
現状ではほぼ唯一のAIR-EDGE PHONE端末なので使っている人は意外と多い。でも俺は、当時DDIポケットユーザだったのだが、KX-HV200で頑張っていた。これもなかなかいい機種だった。今はキャリア替えしてPHSから離れてしまったけどね。
んで、新しい京セラ端末が発売されるようだ。
 ウィルコム、京セラ製AIR-EDGE PHONE端末など9月1日発売 (ケータイwatch)
いわずもがなだが、これは「京ぽん2」と呼ばれている。*3

*1:もちろんこれはミツカン「味ぽん」に引っかけている。

*2:たしか、H"・feelH"スレだったかな。

*3:どうやら、カメラが無いとか性能が変わり映えしないとかの理由で、「京ぽん1.5」とか「京ぽん’(京ぽんダッシュ)」と呼ばれることのほうが多いらしい。