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敬語

 敬語の分類議論 文化審議会分科会 (asahi.com)

同案では、現在の尊敬・謙譲・丁寧語という分類に対して、丁寧語から分けた美化語を新設し、謙譲語をIとIIに分けるなどとしているが、50ページにも及ぶ内容が「長すぎるし、わかりにくい点が残っている」「新しい分類を教育現場で教える際には混乱も予想される」といった意見が出された。

指針案、どこかに落ちてないかなと探したら、大元の文化庁にあった。(文化審議会>国語分科会>敬語小委員会>第9回>議事次第・配付資料>敬語の指針(たたき台))


 敬語の指針(たたき台)
 http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_shouiinkai181002_siryou_2.pdf
 ※pdfファイル、2MB強。


うむー、確かに51ページもある。読む気しねー。

つーわけで、読んでないのだが(おい)、五分類にどこまで意味があるのか。おまえ、分類したいだけちゃうんか、と。謙譲語1、2って何じゃ。

そもそも、「相手を立てる」「丁重にする*1」「丁寧にする」「美化する」というそれぞれの行為の違いをより分かりやすくしないと、教えられないんじゃないの? 丁重にする、美化するってのが一体何を意味するのか、そこら辺をきっちりしとかないと、「適当にラベル作って分類しましたー」で終わってしまうような気がする。

細分化は、有効に機能する面もあるが、一歩間違うと自己満足に陥ってしまう。現実的に有効なのかどうかを考えないとね。


どうでもいいことだが、国語分科会委員に伊那かっぺいが入ってたのにはびっくりだ。

*1:これが謙譲語2らしい