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 トンデモ「研究」の見分け方・古代研究編 (朴斎主頁)

ネット上に蔓延するトンデモ「研究」に対しても、もはや無視を決め込んでいるわけにはいかなくなります。といってもトンデモ「研究」のイデオロギーを問題にするのではなく、ただ「学問的に成り立たない」ことを、人々に分かりやすく示すことが急務であるといえます。


「水」とか「ゲーム膿」とかでネットを彷徨ってたら見つけた。研究人生を歩んでる人も歩んでない人もこれから歩もうと思ってる人も、とりあえず読んどけ。

とても面白いし、いろいろと考えさせられることも多かった。言語が絡むものでも結構トンデモ本が多いしね。(ほら、「○○は△△語で解読できる!」とか……。「水からの伝言」もある意味、言語が絡んでるな。)


トンデモ研究者自身がこのサイトを読んでもしょうがないので(笑)、まっとうな研究者や、まだ「研究」と「勉強」の区別がついていないような若い人(大学生や高校生)にぜひ読んでもらいたいなあ。

特に↓の一文は自戒の念も込めて引用しておく。

自称「研究家」が何かひらめくと、先行研究も調べず(調べても自分に都合のよい説だけ挙げて)、反証は見なかったことにするなど、学問的検証が不十分なまま「画期的な新説」だと主張しますが、それは「思いつき」以上の何ものでもありません。せっかくの「ひらめき」を大切に育てたい気持ちはわかりますが、それに流されてしまっては真の研究者とはいえません。自分の説に自分で反論できるだけの客観的態度こそが、研究者に必要不可欠な資質なのです。